久しぶりに三ノ宮でポートライナーに乗り換えて、
みなとじま駅を降りる。
ここは元々市民病院前って駅名だったのに・・・
旧市民病院の名前も「ポートアイランド病院」に変わっている。
前に、ちびっこが夜中に脱水になったとき、車飛ばしてきたことのあるのだが、
なんか、外見からしてボロボロになってきているような・・・
環境保健研究所と書いた建物も見るからにボロボロ。
ここで、人が仕事しているような息遣いは外からは感じられない。
廃墟みたいだな・・・。
メンバー4人と合流。
駐車場入り口でちょこっと話していると、
教育委員会の人が乗ったグロリアが入ってくる。
二人乗っている。課長さんと・・・Yさんだ。
建物の入り口を入っていくと、
教育委員会の2名と、男性2名がお出迎え。
保健福祉局健康部生活衛生課食品担当係長さん、
同じく担当課長さん。
2Fの会議室へと誘導していただく。
会議室の壁紙も浮きまくりでボロボロ感激しい。
先の4人と、さらに検査担当の2名、企画担当の1名の職員さんが待っておられる。
乳幼児セクション担当のメンバーさんとともに、名刺を交換。
日程について説明を受け、こちらからは、
無理言っての2課同席の御礼を述べる。
まずは、ゲルマニウム半導体検査機器の見学。
5F(だったと思う)へエレベータで移動・・・
検査担当の職員さんたちが階段ダッシュして移動している・・・
入り口に放射能監理区域のマーク・・・ちょっとやばそうな気持ちになる。
ありました。
「ゲルマニウム半導体検出器付放射能測定装置」
(長い名前なんです)
メンバーさんが検査機の扉を開ける。重そうです。
この機械は1500万円。
さらに、ずっと液体窒素で冷やしとかないとダメと。
機械の下に液体窒素のタンクがあります。
機械は、バックグラウンドの放射線を遮断する為に、
鉛遮蔽体になっている。内部表面は銅。ピカピカです。
検査手順を見せてもらいます。
食材を適当に刻み・・・ステンの万能包丁がありました。
フードプロセッサーに入れて、細かくします。
50mlの透明な容器の重さを量っておき、
その容器に細かくなった食材をスプーンで入れます。
ギュッと入れます。(空間をなくす)
蓋をして、ビニール袋に入れて・・・ここが二人がかり。
(検査機器を汚染しないようにするため)
校正のため標準線源で確認。
標準線源は金庫から登場しました。
装置に検体をセットします。
(なんかピカピカしてる中においているので、豪華な仏壇のお供えのようです。)
装置を閉めて、パソコンに向かいます。
ソフトは2種類。
①「ガンマ線分析ワークショップVer.1.46」と
②「スペクトルエクスプローラーVer.1.694」です。
①で条件(重さや日付、ネーミング等)を入力、
②で核種分析(4500帯で分析していく)すると。
核種ごとにピークがでてきます。
これで測定終了。
参加者はパソコン画面見ながら若干質問したり・・・
カリウムのピークを見せてもらったり・・・
2Lの容器も見せてもらいました。これで3月までは1bq限界で計っていました。
ずいぶんと大きさが違うもんです。
見学は30分くらいで終了。
また、2Fの会議室へ戻っていきます。(後編へ続く)
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