2012年11月6日火曜日

大阪市震災ガレキ焼却及び埋立に関する要望書2012/11/06


本日2012/11/06提出する大阪市震災ガレキ焼却・埋め立てに関って、神戸市へ要望書です!

2012年11月6日
神戸市給食の安全を考える会
代表 ねこばいく
神戸市・・・
          大阪市震災ガレキ焼却及び埋立に関する要望書
  神戸市におかれましては、市立保育所において、保護者の要望に応じ給食の産地公開を開始していただきました等、いつも、私たちとともに、こども達のことを考えてくださり感謝申し上げます。
  さて、いわゆる震災ガレキの大阪市における焼却・埋立処理が始まろうとしている今、焼却場や埋立処分場から距離も近く、同じ瀬戸内海を共用する神戸市に住み、幼児や児童の給食の安全を守ろうと活動してまいりました団体として、神戸市長にたってのお願いがございます。
そこで表題の件につきまして、以下の通り、要望いたしますので、ご回答をお願い致します。
  【要望事項】
大阪市此花区にある舞洲の焼却工場は、神戸市内からわずか10kmの至近距離にあります。バグフィルターをすり抜けたセシウムなどの放射性物質やアスベスト・クロム・ヒ素などの有害化学物質が、焼却施設から細かい微粒子である煤塵とともに風に乗って神戸の山や川、空気や土壌に舞い降り、地元の農家が大切に育てておられる環境を汚染すれば、せっかく産地を公開していただき、できるだけ地産地消の安全な食材が給食に供給されることを願って活動している保護者にとっては、不安でたまりません。
  また、焼却で濃縮された有害物質を含む灰が、前例のない状態で一般廃棄物用の海面処分場に埋め立てられますと、ゲリラ豪雨や台風、竜巻、地震、津波などが多発している現在の状況では、容易に環境中に漏れだし、地元の漁業者が大切に守ってきた瀬戸内海の海産物をも汚染する恐れがあり、有害物質の影響を受けやすい子どもたち自身のみならず、遺伝子や生殖機能にも影響を及ぼし、長い世代にわたって影響を受ける可能性があります。
  しかも、大阪市による震災瓦礫の焼却・埋立は、自治体の枠を優に超えて子どもたちの健康を害する恐れがあり、その影響には境界がありません。他の自治体によりもたらされた公害はその因果関係が認められにくく、被害を受けてからでは訴えることも難しいことは過去の事例が示す通りです。

  ぜひ、神戸の子どもたちが口にする給食の安全を確保し、子どもたちに健康で明るい未来を保証するため、神戸市長より大阪市に対し、他の自治体の子どもたちの健康を害する恐れがある震災ガレキの焼却や埋立の計画を中止してくださるよう、申し入れて下さい。
 なお、上記申し入れに対するご回答を、20121120日までにいただきますよう、お願い申し上げます。

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