以下要望書文
神戸市教育委員会 御中
要望書
2013年9月3日
神戸市給食の安全を考える会
代表 ねこばいく
毎回、懇談の時間を割いていただき、また、こどもたちの為にご尽力を賜り感謝申し上げます。
安倍内閣も福島第一原発事故の収束そのものを事実上撤回し、事故から2年を経過する今日も放射性物質の放出は続いています。前回にひき続き、かけがえのないこどもたちの夢・希望・未来のために下記のとおり要望いたします。なおご回答は2013年9月23日までにいだきますよう宜しくお願い申し上げます。
要望事項
1.
現在の予定産地公表状況は、私たちは決して満足していないばかりか、複数以上の産地表記によって不安です4/17付回答にあります、納入業者に対して可能な限り産地を特定するよう、指導するとありますが、具体的に、何をどう行ったのか、指導の際の文書等もお示しの上、ご説明願います。さらに、最終的には搬入時には判明する詳報産地について、公開・周知できるよう、努力してください。
2.
汚染水の広がりや放射性物質の食品からの検出件数の増加からみても汚染の広がりは事実です。食材選定において、これまで放射性物質検出履歴のあるもの、検査実績のない食材を使用しないこと、西日本など汚染されていないことが明確な食材を選定することを徹底してください。
3.
地面にも空気中にも海中にも汚染が広がりつつあることからも遮蔽の無い状況で放射性物質はジワジワひろがってゆきます。さらに、4/17付回答にある「本市の検査において万が一・・・使用を取りやめ・・・」とありますが、検体数が少ないことからかなりの食材が検査されていないこととなります。現在の17都県対象ではなく、47都道府県すべての産地すべての食材を検査対象とし、検査件数そのものを増加していただきますよう、要望します。
4.
「低線量被曝についてのデータは現在存在しない」という政府の見解からみても、安全性が確保されているという確証は得られないことは明らかです。安全かどうかわからない現状において最善の処置として1bq/kg限界での食材検査と放射性物質検出食材の使用中止を求めます。
5.
これまで、そして、4/17付回答にある国際規格や厚生労働省の基準値などを例示して安全であるとされてきましたが、4にもあるとおり、データが存在しないことから、厚生労働省の基準値は、あくまで推測や予想の範囲から作成された基準値です。さらに、給食は実施主体である神戸市の責任において行われるものであり、「国が言ってる」ではなく、神戸市として安全であるかどうかを明確にする必要があります。神戸市として低線量内部被曝における安全性をきちんと確認してください。
以上
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